この度、広岡組では、高層ビル解体工事のさらなる効率化と安全性の向上を目指し、最新鋭の重機340UHDを導入いたしました!
目次
Toggleはじめに
広岡組の会社概要と、事業内容を簡潔に紹介
■岩手県で長年信頼される解体工事のプロフェッショナル
広岡組は、岩手県を拠点に、長年にわたり解体工事業を展開してきた老舗企業です。地域に密着した丁寧な仕事と確かな技術力で、大小様々な解体工事を数多く手がけてきました。お客様のニーズに合わせた最適な解体プランをご提案し、安全第一をモットーに、迅速かつ丁寧な施工を心がけています。
高所解体作業の重要性と、業界全体の課題
■都市開発と老朽化、高所解体が求められる理由
都市の再開発や老朽化した建物の建て替えに伴い、高所での解体作業はますます重要性を増しています。高層ビルや大規模な構造物の解体は、高度な技術と安全対策が求められる非常に難易度の高い作業です。しかし、一方で、高所での作業は危険が伴うため、労働者の安全確保や周辺環境への配慮が大きな課題となっています。また、近年では、アスベストなどの有害物質が含まれる建物の解体も増加しており、適切な処理が求められています。
340UHDを導入した背景と目的
■340UHD導入で高所解体作業の革新を
広岡組は、より安全かつ効率的に高所解体作業を行うため、日本キャタピラー社の340UHDを導入しました。従来の重機では難しかった高所での作業や、複雑な形状の構造物の解体を、340UHDの高い作業性と多様なアタッチメントによって実現します。また、340UHDは環境負荷の低減にも貢献し、持続可能な社会の実現を目指します。
■導入の目的
・安全性の向上:高所作業のリスクを軽減し、労働者の安全確保を徹底する。
・効率化:作業時間を短縮し、生産性を向上させる。
・多様化:様々な形状の構造物に対応し、柔軟な作業が可能となる。
・環境負荷の低減:排ガス量の削減など、環境への配慮を強化する。
340UHD高所解体仕様の製品特長
340UHDは、日本キャタピラー社が提供する高層建物の解体作業に特化した高性能油圧ショベルです。その高い汎用性と安全性、そして効率的な作業性から、多くの建設現場で採用されています。
340UHDの主な特徴を分かりやすく解説
■様々な解体・バケット作業をこの一台で
フロントを換装することで、様々な解体作業やバケット作業に対応します。
フロントはUHD25m、UHD22m、2ピースブーム、掘削フロントをラインナップ。高所解体作業はUHDフロントで、基礎解体や地下解体、バケット作業までこなす2ピースブーム、最もバケット作業に適した掘削フロントもご用意しています。
フロント換装は短時間で行うことができ、とても効率的です。
引用元:日本キャタピラー合同会社
■パワー&創造性で現場をサポート
信頼と実績のあるCat C9.3Bディーゼルエンジンを採用。EGRを削除することでオイル劣化や内部摩耗を低減しより信頼性の高いエンジンとなっています。電子制御油圧コントロールを採用し、必要な時に必要なだけ油を提供するので無駄がなく省燃費であり、また、油圧応答性にすぐれているので優れた操作性を実現しています。拡幅・収縮できる油圧拡幅式の足回りシステムは輸送性に優れており、キャブを最大30度チルトできる「チルトキャブ」を採用しており、オペレータは無理のない体勢で素晴らしい視認性のもとで効率的に作業を行うことができます。
引用元:日本キャタピラー合同会社
■安全を万全にする最新テクノロジー
新しい340UHDは、安全面でも進化。スタビリティモニタシステムは、リアルタイムでモニタ画面に車両の安定性を表示できるので、オペレータはリスクを回避しながら安全に作業を行うことができます。また、シグナルカラーバーは、危険な作業範囲に近づくと音と表示でオペレータに危険を知らせ、安全な現場の実現に向けサポートします。
引用元:日本キャタピラー合同会社
■安全・効率・快適を追求した新型キャブ
フロントガラス・天窓に採用したP5A規格のラミネートガラスは、耐衝撃性に優れ、破損時に飛び散りを防止するので安全です。新型キャブは清掃性にも優れており、開閉式のフロントガードは清掃時にとても便利で、天窓ワイパーも装備。新型のNext Genシートはクッション性に優れたエアサスペンションシートで長時間作業や過酷な現場環境においてもオペレータの疲労を低減させ、集中力の保持に貢献します。新しい10インチタッチスクリーン式モニタはスマホ間隔で直感的に操作できるうえに、とにかくクリアな画面で見やすく、カメラ画面も鮮明に映すことができるので視認性が向上し周囲の安全を確保します。
引用元:日本キャタピラー合同会社
■多様なアタッチメントに対応
340UHDは、様々な作業に対応できるよう、多種多様なアタッチメントを取り付けることができます。解体ハンマー、グラップル、シェアカッターなど、用途に合わせたアタッチメントを選択することで、一台で複数の作業をこなすことが可能です。これにより、作業の効率化だけでなく、コスト削減にも繋がります。
■環境負荷の低減
340UHDは、環境に配慮した設計がされており、排ガス量の削減や騒音の低減を実現しています。また、再生可能エネルギーの利用も可能で、環境負荷の少ない建設現場の実現に貢献します。
他の機種との比較
従来の油圧ショベルと比較して、340UHDは、作業範囲が広く、作業精度が高い点が特徴です。また、多様なアタッチメントに対応できるため、一台で複数の作業をこなすことができ、作業の効率化が図れます。さらに、安全性にも優れており、オペレーターの負担を軽減することができます。
引用元:日本キャタピラー合同会社
今後の展望
340UHDの導入により、広岡組は、より高度な技術を要する大規模な解体工事にも積極的に取り組んでいく予定です。特に、都市部の再開発に伴う高層ビルの解体や、歴史的建造物の解体など、難易度の高い案件へも力を入れていきます。また、340UHDを軸に、新たな技術やサービスとの連携も積極的に検討していきます。例えば、ドローンや3Dスキャニング技術との連携により、より詳細な現場調査を行い、最適な解体計画を策定することが可能になります。さらに、地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいきます。地元の産業廃棄物処理施設との連携を強化し、環境負荷の少ないリサイクル体制を構築します。また、地域住民への説明会を積極的に開催し、解体工事への理解を深めていきます。
まとめ
広岡組は、340UHDの導入により、高所解体作業の効率化と安全性を大幅に改善しました。340UHDの高い性能と多機能性は、広岡組の解体工事の品質を大きく向上させ、お客様からの信頼を獲得してゆけると確信しております。
読者の皆様も、340UHDのような最新の建設機械に興味をお持ちいただけましたら幸いです。広岡組は、今後もお客様のニーズに合わせた最適な解体プランをご提案し、安全第一をモットーに、迅速かつ丁寧な施工を心がけてゆき、より安全で効率的な解体工事を目指し、地域社会の発展に貢献していきます。