このたび、株式会社広岡組は、奥州市消防団協力事業所として認定され、令和7年9月25日に奥州市役所にて表示証の交付をお受けいたしました。
交付式と今後の決意
奥州市役所で行われた交付式では、倉成淳市長から星寿志代表取締役へ表示証が手渡されました。倉成市長からは、「消防団の皆さんに市民の安全のために活動してもらっている。引き続き協力いただきたい」との言葉をいただき、星代表取締役は「今後も協力要請に応えたい」と応じました。
今回の認定は、当社の消防・防災活動への貢献に対する評価であり、奥州市胆沢地区では2番目の認定事業所となりました。株式会社広岡組は、今後も地域社会の安心と安全のため、奥州市消防団への協力と支援を継続してまいります。
消防団協力事業所表示制度とは
この制度は、奥州市消防団の活動に積極的に協力している事業所を認定し、その証として表示証を交付するものです。地域社会の消防・防災力の充実強化に協力し、市民生活の安全に貢献する企業として、奥州市から正式に認められたものです。
全国的に消防団員の不足が課題となる中、事業所の皆様の消防団活動への理解と協力を広げ、地域の防災体制の強化を目指して平成10年度に開始されました。認定された事業所は、表示証を社屋への掲示や自社ホームページなどで公表することができます。
当社の取り組みと認定要件
当社は、全従業員15人のうち2名が消防団員として所属しており、彼らが勤務中に出動できることを認めるなど、消防団活動に対して特段の配慮を行っています。
今回の認定は、奥州市が定める5項目の認定要件のうち、以下の2点を満たしたことによるものです。
- 従業員等が消防団員として、2人以上入団していること。
- 従業員等の消防団活動について特段の配慮をしていること。
また、代表取締役の星寿志は、自身も15年間消防団に所属していた経験からその重要性を深く理解しており、災害時には当社の建設機械を出動させるなどの支援も考えていると述べています。当社は消防署とも協定を結んでおり、人力で難しい作業に重機を出動させるなどして協力していく方針です。
掲載情報
■胆江日日新聞社(第27623号_令和7年9月27日掲載)
■岩手日日新聞社(令和7年9月27日掲載)
■岩手日報 2025年10月10日付 ※岩手日報社の許諾を得て転載しています